猫の尿路結石の症状

猫の尿路結石の症状について説明しておきましょう。尿路とは、尿の通り道、つまりは腎臓、尿管、膀胱、尿道を指します。そのいずれかに発生した結石をまとめて「尿路結石」と言います。猫の体内において、老廃物は腎臓でろ過されます。その後に水分と混ざった尿として尿管を通って膀胱へ運ばれ、尿道を通って排泄されます。この時に老廃物の中に結晶を作るものがあり、それが尿路内で停滞する事があるのです。そのままだと悪影響は少ないのですが、その結晶が有機物やミネラルなどと結合して大きくなると、結石に変わります。これが尿路結石です。

尿路結石の初期症状は、結晶またはまだ小さな結石が尿路を内側から刺激するため、膀胱炎や血尿を引き起こします。膀胱炎になった猫はトイレに何度も行くようになり、排尿のたびに痛みを感じ、「ギャッ」と鳴く事もあります。結石が段々と大きくなっていくと、尿路を次第に塞ぐようになります。特に細い尿道内で結石が詰まってしまった場合、尿を排泄する事が不可能になります。その状態では膀胱が尿でいっぱいに膨れ上がったり、急性腎不全を引き起こす恐れすらあります。

猫が尿路結石を発症した場合、「尿が細菌の増殖により臭くなる」、「排泄後の尿内で結晶がキラキラ光る」など、飼い主が気づく事ができる変化が見られます。尿路結石に気づいたら、すぐに病院に連れていきましょう。

投稿者について

管理者